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学習の流れ〜近畿大学で司書資格を取る!〜

近畿大学で司書資格取得のための単位を修得するには、多くの科目において次の3ステップをクリアする必要があります。

① テキストの勉強
② レポート提出
③ 科目終末試験受験

テキストを読み内容を理解し、課せられたテーマについてレポートを書き、論述タイプの試験に合格してはじめて単位を修得することができます(一部、スクーリングやオンラインでの受講が必要な科目もあります)。

◼ テキスト

科目によって前後するものの、大体200ページ前後のボリュームです。
テキストによっては、「履修者に語りかけるように」と、学習者へ配慮をしてくれるものもあれば、教員自身の感想なのか、すでに確立された概念なのかよくわからないような書き方をしてあるものもあったり、雰囲気は色々です(著者が異なるので当然ではありますが)。ほとんどの科目に共通で、キーワードは本文外に記載がされているといった工夫もあります。

◼ レポート

テーマに沿って、2000字程度のレポートを作成します。提出方法は手書きによるレポートの郵送提出とWebの2種類です。
Webの場合は転写を防ぐためか、コピー・ペーストができないので注意です。手書きの場合にもシャーペン禁止等の制約があるのでご注意を。
提出したものは、担当教員によって日数がかなり前後するようですが、数日〜1ヶ月で返却されます。
まだほとんどレポートを書けていないので判断するには早いのですが、「添削」というよりは「ちょっとしたコメント」という感じです。こちらについては、また折に触れて記事にする予定です。

◼ 科目終末試験

高校や大学の定期テスト、期末テストといった類のものです。「○○について述べよ」といった論述形式の設問が多いので、高校というよりは、大学の試験の方が近いかもしれません。
試験の受験方法は、会場受験とWebのどちらかを選ぶことができます。会場受験の場合には、あらかじめ提示された10問の設問の中から1つ番号が指定され、その問いについて論述するという形式です。なお、設問自体は20問あり、年度によって偶数か奇数のどちらかの10問の中からひとつ出題されます。2014年度は偶数の年ですよ。
一方、Web受験には自宅受験でテキストもウェブも見放題だからか、出題の範囲は指定されません。何が出るのかお楽しみだそうです(私はは会場受験しかしたことがありません…)。
試験の結果は受験から1ヶ月後、結果を記載したハガキが郵送されます。もしくは、Webサイトからも確認することができます。

以上、3ステップをきちんとこなせたら、その科目の単位を修得したことになります!
社会人には結構キツイです…!

ちなみに、他の大学でも通信教育なら似たような手順で勉強をするところが多いとは思いますが、なかなか勉強の流れまで詳しくホームページに載せているところは少ないようです。気になる大学があるなら、資料をお取り寄せしてみてください。

以上でざっと近畿大学での司書資格の取得方法を紹介することができたと思います。
今後もぼちぼち、学習状況等を更新していきますね!